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japanese.china.org.cn |17. 10. 2023 |
中国侵略日本軍による毒ガス戦、日本の学者が日本側の史料で証明
タグ: 毒ガス 歴史 史料 侵略 日本軍
中国網日本語版 | 2023-10-17
撮影:新華社記者・郭丹
日本の毒ガス戦研究専門家、明治学院大学国際平和研究所研究員の松野誠也氏は12日、長年の史料の発掘により、第二次大戦中の中国侵略日本軍が台児荘などの重大戦役で毒ガス戦を実施したとする記録を発見したと述べた。初めて日本側の資料により、中国侵略日本軍が台児荘などの重大戦役で実施した毒ガス戦の詳細な状況を暴露した。
松野氏によると、松野氏は新中国の日本戦犯審判における戦犯の供述書を突破口とし史料を発掘した。松野氏は毒ガス戦関連の戦犯の供述書を10点発見し、それから戦犯の所属部隊に基づきこれらの部隊と関連する22点の「戦闘詳報」と「陣中日誌」を見つけた。さらにこれに基づき研究を掘り下げ、1938年3月から1940年4月にかけて中国侵略日本軍が華北の台児荘及び周辺戦役、華中の武漢会戦及び南昌戦役、華南の翁英作戦(広東翁源〜英独地区)などの戦役で使用した毒ガス弾の具体的な種類と数を整理した。日本側の史料により歴史の真相を復元し、中国侵略日本軍の中国での毒ガス戦実施の罪を暴露した。
松野氏の調査によると、1938年3-5月の児荘及び周辺での関連戦役だけでも、中国侵略日本軍は1431発の各種毒ガス弾を使用していた。またこれらの史料はさらに、中国侵略日本軍が山東地区で家屋を焼き、老若男女を問わず一般人を虐殺した罪悪行為をしっかり記録している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月17日