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japanese.china.org.cn |05. 11. 2023 |
第6回輸入博 ジェトロはEC販売促進に向け150社とりまとめて出展
第6回中国国際輸入博覧会(CIIE)が5日に上海で開幕します。ジェトロ(日本貿易振興機構)は日本の中堅・中小企業150社を取りまとめて6回目の出展を行います。
CMGのインタビューに答えるジェトロ上海事務所EC市場開拓部・田中正義部長
ジェトロ上海事務所EC市場開拓部の田中正義部長によりますと、ジェトロは「コロナ後の消費拡大に貢献」をテーマに、主に「酒類・加工食品」「消費品」の二つの分野で「JAPAN MALL」ブースを設置し、中国向けECで販路拡大を希望する日本企業150社の商品650品目の販促を行います。
中でも、130社が出展する食品展示区では昨年の3倍に当たる150銘柄の日本酒の試飲、100種類余りの加工食品・軽食の試食ができます。いずれも無料です。蛇口をひねれば、各地の地酒をセルフサービスで試飲できます。展示品はその場で越境ECプラットホームから購入することが可能です。商談をする場合はジェトロ独自のオンライン・ビジネスマッチングプラットフォームである「China Japan Street(中国名:日本商務館)」に繋ぎ、日本企業とのビジネスマッチングを組成します。
また、「消費品」には、キャンプやスキー、スノーボードなどのアウトドア、スポーツケア、ペット用品など、都市部住民のライフスタイルの変化に合わせ、中国で一段と高いクォリティーが求められる商品を中心に出展されます。
さらに今回初めての試みとして、日本政府観光局(JNTO)や北海道から沖縄までの11の地方自治体とタイアップして、各地の物産のEC販売とインバウンド観光の促進をかけ合わせた企画を行います。会場での人気インフルエンサーによるSNSでのライブ配信など、オンラインとオフラインを融合してPR効果を狙うということです。