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japanese.china.org.cn |23. 09. 2024 |
2024「パンダ杯」表彰式及び十周年記念イベントが北京で開催
日本青年感知中国作文コンクール「パンダ杯」2024の表彰式が9月23日、中国外文出版発行事業局(中国外文局)で行われた。
全日本青年作文コンクール「パンダ杯」は中華人民共和国駐日本国大使館、中国外文局人民中国雑志社(現・中国外文局アジア太平洋伝播センター)、日本科学協会が2014年に立ち上げ、中日両国の青少年交流を促し、日本の青少年に中国をより全面的、客観的、理性的に知ってもらうことを目的としている。コンクールは「私と中国」をテーマに、16~35歳の日本の青年から日本語の作文を募集し、受賞者を中国に招き、交流訪問を実施。
今年で「パンダ杯」は十周年を迎え、応募数は1014本で過去最多を更新し、10年間の累計応募数は6000本を突破した。多くの日本の若者が「パンダ杯」を通して中国に関する見聞を語り、中国の印象を分かち合い、青春時代の貴重な中国の思い出を作った。
「パンダ杯」2024訪中団一行約40人は9月21日から28日にかけて、北京、蘇州、成都を訪れ、名所旧跡やハイテク企業を見学し、無形文化財を体験するほか、多くの大学を訪れて中国の青年と交流を行う。
中国外文局の高岸明総編集長は、「私は日本の若者の生きた文字の中から、彼らの中国に対する情熱を感じた。この10年で、『パンダ杯』は累計100人以上の受賞者を招待した。彼らは中国との民間交流を深めるために、重要な貢献をした。中日は引っ越すことのできない隣人で、若者たちに歴史を鑑とし、未来に向かう精神を持ち、平和共存と世代友好の信念を固め、実際の行働で両国関係の改善と発展にプラスのエネルギーを注入してもらいたい。また、より多くの若者が若い力を発揮し、中日友好事業に積極的に参加するこに期待している」と挨拶した。
「私と中国」読書感想会で、大学で中国言語文化研究会に所属する森楽歩さん(右から2番目)は、「日本と中国は一衣帯水の切り離せない関係で、今回の研修を通してできた繋がりを大切にし、これからも中日両国の架け橋になれるよう、青年交流に貢献できるよう努めていきたい。今回の訪中で、自分が見た景色を動画でたくさん撮り、帰国後に完成した映像をサークルの後輩に見せ、中国がどのような感じだったか、生の声を届けたい」と話した。