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画竜点睛

 

南北朝時代に張僧繇という画家がいた。ある日、張僧繇はあるお寺へ遊びに行き、壁に4匹の竜を描いた。しかし4匹の竜には瞳が描かれていない。絵を見た人たちはみんな不思議に思い、なぜ瞳を描き入れないのかとたずねた。張僧繇は「瞳は竜にとって一番大切な部分で、もし瞳を入れればたちまち飛び去ってしまう」と答えたが、みんな全く信用しない。張僧繇は筆を取って2匹の竜に瞳を描き入れた。するとにわかに雷が鳴って稲妻が走り、2匹の竜は天に飛び去ってしまった。そして壁には瞳の描かれていない2匹の竜だけが残った。

「画竜点睛」という熟語は、話や文章の中でカギとなる所に重要な話を付け加え、内容をさらに生き生きさせ力をもたせることのたとえである。

 

「チャイナネット」 2009年11月11日