オランダ王室のマクシマ・ソレギエタ妃は、王室の反対勢力に勝ち抜き幸せを手にしたアルゼンチン女性。アレクサンダー皇太子とはある博覧会で出会い、恋に落ちた。皇太子との結婚を決意した彼女は、銀行職を辞し、ブエノスアイレスを訪れオランダ語の勉強に明け暮れた。オランダ語の素養はオランダ社会に溶け込み王妃となることの大前提だからだ。議会ではこの結婚に対する反対意見が相次ぎ、皇太子の王位継承の放棄を求められたほどだ。