社会>
japanese.china.org.cn |20. 05. 2014

百年以来、スイス銀行を初解明

タグ: スイス,銀行,不動産,外国人
japanese.china.org.cn  |  2014-05-20

 

スイスには最初、8行の大型銀行があったが、数回の合併、中でも1993年と1997年の2回の大きな「合併」後、大型銀行はスイス銀行(UBS)とクレディ・スイス(CreditSuisse)だけになった。この2行の負債総額はスイス銀行業の62%、社員数は52.7%を占め、スイスの40%以上の国内貸付業務および40%の不動産担保業務を引き受けている。

16世紀、キリスト教カルヴィン教派の迫害を受けたことにより、新教徒たちは大金を持ってフランスやイタリアからジュネーブに逃げ、最初のスイス銀行家が登場した。これらの新教徒を保護し、彼らの状況が漏れることを避けるため、銀行家は業界の非公式の基礎秘密制度を作った。1713年、ジュネーブ議会は銀行関係者は取引先の情報を登録しなければいけないが、市議会の許可がなければ預金者本人以外の第3者に漏らしてはいけないという規定を作った。これはスイスの銀行秘密法の最初の原型である。

クレディ・スイス(CreditSuisse)は1856年に設立された。本部はスイスチューリヒで、世界で5番目に大きい財団、スイスで2番目に大きい銀行である。

スイスの銀行は秘密を保護するため、一般的に暗証番号、偽名略称などの管理方式を利用している。預金者は初めに名前を書き、それからコードを作る。厳格な秘密制度があることにより、スイスはオフショア金融センターだけではなく、外国人の「タックスヘイブン」でもある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月20日

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  >