分別場では1日、最大で4000束の紙幣(一束1000枚)が処理される。すべて百元札だとすれば、4億元が処理される計算だ。流通に適さない欠損紙幣はここで分別され、鑑査室に送られる。
鑑査室に送られた紙幣は、作業員によって数量の確認がなされる。最初の確認が終わった後、紙幣には束ごと穴が開けられる。その後、もう作業員による審査が2回にわたって行われ、数量に間違いがないことが確認された後、粉砕処分となる。