粉砕された後の百元札は円柱形に圧縮される。処分された紙幣は細かい紙くずとなるので、紙幣に貼り合わせることはできない。紙幣としての使命はここで完全に終わることとなる。
成都紙幣処理センターでできた欠損紙幣の廃棄物は現在、発電所の燃料やバイオマス発熱の原料、製紙工場でのリサイクルパルプとして主に使われている。成都紙幣処理センターの担当者によると、同処理センターは主に機械処分の方式を取っており、紙幣分別処理システムと欠損紙幣大型処分装置はそれぞれ、約750トンと約950トンの紙幣を処理することができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月13日