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japanese.china.org.cn | 07. 04. 2016

「特別企画」  岩崎元地さん「実際に触れ合ってこそ本当に理解できる」

タグ: 日本人 中国留学 就職

 

 
岩崎元地さんが「漢語橋」世界大学生中国語コンテストに参加したときの様子
 
岩崎元地参加第八届汉语桥比赛时的照片
 


2009年の第8回「漢語橋」世界大学生中国語コンテストに参加した経緯について岩崎さんは、「ちょうど北京留学から戻ってすぐに指導教官からコンテスト参加の打診を頂いた。自分の中国語が果たして世界ではどの程度通用するのか試し、学生最後の集大成としたいという思いから出場した」と振り返る。多様なパフォーマンスを勝ち進め、岩崎さんは特等賞とわずか0.3ポイントの差の1等賞に輝き、中国の孔子学院から2年間の留学奨学金を獲得した。この奨学金に関しても面白いエピソードがある。当時、彼は北京語言大学大学院で日中同時通訳を学びたかったのだが、この専攻のカリキュラムは3年で、2年間の奨学金では1年足りなかった。彼は「ダメもと」で北京に飛び、孔子学院の担当者のもとを訪れて状況を説明した。すると、担当者は日本からわざわざ訪問した彼の誠意に感銘を受け、特別に3年間の奨学金を支給することを承諾した。「これも中国と日本の違いかもしれない。中国は人情を重んじる社会。融通の利かない日本社会ではこんなことはあり得ない話だろう」と岩崎さん。

谈到2009年参加第八届汉语桥比赛的经历,岩崎回忆说:“因为当时正好刚从北京留学回来,导师告诉我有这么一个比赛,我就想检测一下自己的汉语水平。老听别人说‘你的中文说得真好啊’,我就想看看,自己的中文水平在世界上到底能排第几。”经过几轮比赛,岩崎最终获得了一等奖,与特等奖仅相差0.3分,并成功获得了由中国孔子学院提供的两年留学奖学金。说起奖学金,这背后还有一个小故事。岩崎回忆说,当时他想去的是北京语言大学的汉日同传专业,但这个专业的硕士研究生需要读三年。他获得的是孔子学院提供的两年的奖学金,还差一年。抱着试试看的心情,岩崎特意从日本飞到了北京,上门拜访了孔子学院的负责人,讲述了自己的情况。负责人感动于他特意从日本到北京的诚意,特别批准为他给提供三年的奖学金。岩崎说,这也是中国社会和日本社会的不同。中国比较讲究“人情”,而在日本就是“一是一,二是二”,没有变通的余地。

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