80年代生まれ「壁画ドクター」　1000年の歴史を再生

　白衣を着てマスク、手袋をつけ、修復に使用する工具を持った1980年代生まれの文物保護者である彼らは「壁画ドクター」と呼ばれている。

　「壁画ドクター」の1人である霍暁彤さんは記者に対し、「博物館に行ったり文物関連の本を読むのが好きで、中国の文物に対する畏敬と興味が生まれ、大学で西北大学文物保護技術科を専攻した。本科卒業後にイタリアのローマ大学の修士コースに留学し、西洋の文物保護の修復理念・技術を中国伝統の理念・技術と合わせたいと考えた」と話した。霍暁彤さんは帰国後に陝西歴史博物館で壁画保護修復の仕事に就き、このような優秀な壁画修復チームで学び、働けることを嬉しく感じている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年6月3日