トレーニング中の障害者芸術団の役者たち
邰麗華氏は今はステージには立っていない。中国障害者芸術団の団長として、彼女は他の障害者のダンサーの夢をサポートし、彼らにそれぞれの発展の道を提供している。「チャンスを多くの若者に渡すべき」と彼女は話す。
芸術団の仕事のほかに、邰麗華氏は全国政協委員も勤めている。彼女は中国の障害者事業の発展に関心を持ち、自身の努力を通して障害者のために「代言」し、彼らがより多くの「幸福感」を得られるようにしたいと考えている。
「3回の政協委員を務め、自らが担うべき責任を深く感じた」と話す邰麗華氏はここ数年、障害児の特殊教育や看護手当など多くの障害者に関する提案をしている。彼女は、「自分の提案により多くの障害者が学校に入れるとよい。今後も障害者のために意見を出し、全ての障害児が教育を受けられるようにしたい」と述べた。
また邰麗華氏は、「近年、中国社会で障害者事業の発展に対する意識がかなり向上し、障害者の平等参与・融合共有という目標は実現に近づき、障害者に関心を寄せる雰囲気が濃厚になっている。私たちの目標は障害者に平等参与・融合共有させること。新時代において、みんなが障害者のリハビリ問題を重視し、多くの障害者がより良い教育を受け、就職や起業し、社会に平等に参与し、社会に障害なく溶け込めるようになるとよい」と心の声を語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月12日