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japanese.china.org.cn |25. 06. 2019

人民警察の地震救援の日々 「すぐに勤務に戻るのがルール」

タグ: 人民警察 地震救援

(图文互动)(1)第一时间返岗,这是规矩——民警老王抗震救灾记

623日、四川省珙県の避難所で勤務する王玉傑さん


   6月17日の長寧地震の発生から6日目、普段は大声で話す王さんが大声を出せなくなった。

 

   今年55歳の王玉傑さんは警察官になって34年になる。珙県巡場鎮派出所の住宅地人民警察である彼は、庶民と付き合ってきた。近所で問題が起きたとき、王さんが出て行くと解決できる。

 

   ところが2017年、「国防気質」がある彼は喉頭癌を患い、18年に声帯切除手術をし、計28回の放射線治療を受けた。普段から大きな鐘のような声で話す王さんだったが、現在は以前と異なり、話すにも力がいり、声は弱くかすれている。

 

   亀裂が入った巡場鎮派出所の2階の事務所で、彼は疲れた様子で机にコップを置いて座り、喉の手術痕が目立つ。少し話すだけで水を飲まなければいけないという。

 

   6月17日夜11時頃、1日の仕事を終えた王さんが寝る準備をしていると、突然強い揺れを感じた。その揺れは四川地震より強く、家の中の物が床に散らばり、片づける余裕もなくすぐに妻を連れて外に出た。外には驚いて落ち着かない様子の人たちがたくさんいた。移動中に渋滞にあい、王さんは妻を弟一家に預けて派出所に向かった。

 

  「重大な出来事があればすぐに勤務に戻る。これは規則」と彼は話した。


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