早朝5時、勤務11年になる高速列車運転士の王祖国さんは制服を着て点検車両に乗り、南京南動車所を出発し、滬寧区間沿線と橋の設備の安全点検を行った。
これは乗客と貨物を乗せずに旅客列車の運行前に運転する車両で、運転士が設備の安全点検を行い、調整指揮センターに報告してから同日の同路線の最初の列車を運行する。
流線形のガラス窓、大小の電子掲示板、一列に並ぶ黒のレバーがある3平方メートルほどの操縦室で、指令やジェスチャーを出したりペダルを踏んだりし、王祖国さんは手順に厳格に基づいて操縦する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月21日