「一人」の春運

　上海発・北京着の1462次列車の荷物係である今年46歳の張靚蓉さんは、帰省者を接客する乗務員と違い、手荷物運搬車両で1人で勤務している。

　張靚蓉さんは、「荷物係という職種は特殊で、孤独に耐えなければいけない。鉄道システム内の人でも、私たちの仕事を理解できない」と話す。張靚蓉さんの仕事は単調で孤独に思えるが、手荷物運搬車両で荷物の点検、数量確認、管理、運搬を行う。彼女は自分の足音と列車の音しかないない中で巡回検査する。