全国各地の医療チームがここに集まり、チームが一丸となり患者の命を守ってきた。
山東省済南市第一人民医院集中治療室副看護師長の王春霞さんは湖北省支援のために来たす「白衣の天使」の1人で、1カ月戦ってきたコンテナ医院の入り口で、感慨無量、感動といった様子である。
「思い切りハグしたい。離れるときになって、これほど別れるのがつらいことを知った」。院内でいつも一緒にいた戦友たちに向かって、王春霞さんはしっかりとハグし、涙を流した。
「涙腺が緩いという人もいるけど、そうではなく、祝福と達成感がこみ上げたから。英雄と言ってくれる人もいるけど、そうではなく、私たちは自分の職務を全うしただけ」。
血糖値測定、注射、院内消防訓練から患者への手洗い指導、駐屯地の消毒に至るまで、コンテナ医院での任務を経験した王春霞さんは、「全ては私たちが医療従事者だからやっただけ。患者に必要とされ、国に必要とされている限り、感染症が収まるまで私たちは続ける」と述べた。
「愛は最高の武器で、一緒に春を迎える日は来ると信じている」と、王春霞さんは今後に自信を示した。
武漢客庁コンテナ医院は武漢大学中南医院が管理し、新型コロナウイルス肺炎の軽症患者を専門に治療する武漢市最初のコンテナ医院の1つ。わずか3日で建設された。
完成後、同院は多くのベッドを提供し、患者を受け入れ、高い回転率という重責を担い、歴史的使命をやり遂げた。休みに入り、医療チームは現地で待機する。