宇宙航空技術が聖火の点灯を保障
今回はこれまでにない五輪の聖火点灯方法が採用されたが、技術チームの前には、上空にぶら下がり絶えず回転する聖火台にどうやって十分な燃料を供給するかという難題が横たわった。
技術者は聖火台をつるすワイヤーの設計に聖火台の状態を調節するメカニズムを組み込み、地上の装置に合わせて回転したり上昇したりするようにした。内部に水素ストレージと減圧装置が組み込まれ、減圧した水素がホースを通って絶えずたいまつの中心部に送られている。ここには宇宙航空分野の水素エンジンの燃焼技術が応用され、聖火が消えないことが保障されている。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年2月5日