「95後」女性獣医、農村で牛羊を診察

   寧夏回族自治区固原市原州区で獣医をしている1995年以降生まれの白婳さんは、西海固郷村で牛と羊の診察を行い、ネット上に100万人の以上のファンがいる。

   固原市職業技術学校牧畜獣医学科を卒業した白婳さんは獣医になり、大型の養牛場で働いた経験もある。彼女は大胆かつ細心で、牛羊などの大きい動物の診察の方がチャレンジできるため、犬猫などの小動物の診察より好きだという。故郷の原州区に戻った彼女は、農村獣医サービスステーションを設立した。

   2022年、彼女は普段の診察の様子をネットで公開するようになり、現在ファン数は300万人を超え、「白一針」と呼ばれている。多くの農家がショートムービーサイトを通して彼女のことを知り連絡し、牛の診察やビデオ相談をしている。白婳さんの影響を受け、数人の90年代生まれの獣医が故郷に戻り、彼女のチームに加わった。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年5月4日