米現地メディアの23日の報道によると、米ケンタッキー州で22日午後、危険物を積載した貨物列車による脱線事故が発生した。炎上し、有毒ガスが放出され、現地の数百人の住民が避難した。
貨物鉄道大手CSXの発表によると、事故はケンタッキー州南部ルイビルの北の郊外で発生し、16両の貨車が脱線した。うち2両から溶融硫黄が流出し、炎上し、有毒ガスの二酸化硫黄を放出した。
米国では今年すでに危険物を積載した列車による脱線事故が何度も発生している。今年2月上旬、鉄道会社ノーフォーク・サザンの危険物を積載した列車がオハイオ州イーストパレスティーンを通過時に脱線し、大量の有毒ガスが放出された。本件は現地住民に不信感と懸念を募らせた。3月15日には危険物を積載した貨物列車がアリゾナ州モハーヴェ郡で脱線事故を起こした。3月30日にはミネソタ州レイモンド付近でエタノールなどを積載した貨物列車が脱線し、火災が発生した。4月15日には危険物を積載した貨物列車がメイン州で脱線・出火し、3人が負傷した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月24日
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