国家気候センターの最新の気候変化観測によると、2023年は世界で気象記録が始まってから最も暖かい年となり、気温が過去最高だった2016年を0.14度上回った。また世界の平均気温は6-12月の7カ月連続で前年同月の記録を更新した。中国気象局が発表した。
2023年の世界の平均気温は産業化前の水準(1850-1900年の平均値)を1.42度上回り、1991-2020年(気候基準期)の平均値を0.53度上回った。
国家気候センターの最新の予測によると、現在の中程度の強度のエルニーニョ現象は2024年春まで続く。世界の気温に重要な影響が及び、月間最高気温記録が再び更新される可能性がある。
中国の2023年の平均気温は、気象観測及び記録が始まってから過去最高で、1991-2020年の平均値を0.81度上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月9日