このほどハッシュタグ「訪中韓国人客数が900%激増」が微博の検索ランキングに上がり、ネットユーザーが熱心に議論している。
CCTVの財政・経済チャンネルは25日、世界の観光業の急速な回復に伴い、中国を訪れる外国人客が急増していると伝えた。韓国の最新データによると、今年1月の訪中韓国人客数は前年同月比で9倍増加した。観光市場の回復に伴い、仁川国際空港第1旅客ターミナルの出発ホールが混雑し、ほぼすべてのカウンターが忙しくなっている。記者の調べによると、中国行きのチェックインカウンターには長蛇の列ができ、その中には多くの韓国人が含まれていた。
韓国人の訪中旅行の需要が最近、大幅に回復している。韓国の最新データによると、先月の訪中韓国人客数は14万人を超え、前年同月比で908%増加した。両国の人員往来に対応し、韓国人の訪中旅行の需要を満たすため、韓国の航空各社は仁川―鄭州や釜山―西安などの路線の運航を再開した。うち大韓航空の仁川―張家界は新型コロナによる運休から4年ぶりに運航再開。
訪中韓国人客は以前、自然景観を主な目的としていた。今年は都市観光やヘルスケア・リゾートの需要が増加している。上海、青島、煙台などを選ぶ韓国人が大幅に増えている。
韓国の各大手旅行会社は現在、訪中ツアーを積極的に企画している。最近になり海南省の入境ビザ免除制度がさらに緩和されたことを受け、海南旅行のプランが特に注目されている。韓国から海南省までは飛行機で4時間半のみの距離であることから、海南省が韓国人のレジャーの新たな選択肢になろうとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年2月26日