義烏市越境EC1万人育成活動の開幕式が2日、浙江省義烏市で開かれた。現場での発表によると、現地は毎年延べ1万人以上の越境EC人材を育成し、デジタル貿易の発展を促し、貿易発展の成長源を築く。

　データによると、義烏市のEC主体は2023年に60万者を超え、オンライン小売額で浙江省全体の首位をキープ。越境EC取引額は前年比11.8％増の1211億6000万元。義烏の今年1−2月の越境EC取引額は前年同期比15.7％増で160億元を超えた。

　義烏市市場発展委党組書紀、主任の朱嵐君は開幕式の現場で、「義烏はネット販売業者が集積する強みが顕著で、サプライチェーンの強みがより際立っている。EC人材育成体制の構築を急ぎ、高水準創業型人材及び経営者チームの構築に取り組む」と述べた。

　越境ECは近年、中国と「一帯一路」共同建設国の協力において急成長する新業態・新モデルになっている。東南アジアや中央アジアなどが人気目的地だ。

　義烏市越境EC1万人育成活動の受講者の徐佳潔氏は、「私は主に会社の国際サイトの運営を担当しており、現在は商品を上げている最中だ。当社は最近、一連のアウトドア用品の発売を予定している。ターゲット市場は東南アジアだ。東南アジアでは中国製品の評判が良く、購入者を増やすのは難しいことではない。自社の国際ブランドを樹立することがより重要だ」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年4月3日