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「訪問エコノミー」が活況、若者の副業を促進

中国網日本語版  |  2024-05-06

「訪問エコノミー」が活況、若者の副業を促進。

タグ:若者の副業

発信時間:2024-05-06 15:50:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 今年のメーデー5連休中は国内旅行や海外旅行が活況を呈した。観光客の中にはペットを飼っている人も多かった。安心して旅行を楽しめるのは、自宅を訪問し犬の散歩や猫の餌やりをしてくれる若者たちのお陰だ。訪問型ペットシッターは彼らの新たな副業となった。


 「週末もしくは祝日は仕事のピークで、ペットに付き添うと癒やされる。私は好みと収入のパーフェクトな両立を実現した」2000年代生まれの李茗さんは「訪問型ペットシッター」を副業にした。メーデー連休中は上海で働き続け、1500元ほど稼いだ。


 李さんによると、訪問型ペットシッターの仕事はペットの安全確認から始まる。トイレを掃除し、餌や水を与えるだけでなく、ペットの状態に特に注意し、飼い主に動画と写真を送る。飼い主から同意を得ると、訪問サービスの過程を動画にし、SNSアカウントで投稿する。同じ都市の住民は動画を見ると彼女に連絡し、予約を取る。さらには全国各地のネットユーザーから、愛らしいペットの様子を更新するよう催促される。


 ペットシッターだけでなく、若者の間では「訪問エコノミー」が徐々に活況を指定している。「訪問型ネイリスト」「出張シェフ」「訪問型整理収納アドバイザー」などの新たな職業が生まれ、多くの若者が副業人生を開始している。


 95−99年生まれの王陽さんは四川省成都市出身で、美味しい料理を好むことから中級調理師免許を取得した。特長を発揮し調理師になった。今年のメーデー連休は忙しく、毎日利用者の自宅に出張した。利用者は連休中に友人と集まる若者が中心だった。


 王さんによると、「出張シェフ」は新興の業界で、若者から受け入れられやすい。毎月10回以上の出張が可能で、仕事が忙しく健康的な食事を重視しフードデリバリーを利用したくない若者が主な利用者だ。月決めのサービスを利用する人もいるという。


 業界関係者は、「インターネットの発展はフレキシブルな就業により多くの可能性をもたらしている。副業をする若者が徐々に増えている。新しい職業が好評を博しているが、これは現代の若者の創造力と多様性を示しており、また社会の包摂性と開放をさらに反映している」と指摘した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月6日


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