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japanese.china.org.cn |27. 05. 2024 |
四川省 標高4000メートル以上の場所で「黄金」を掘る
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中国網日本語版 | 2024-05-27
5月23日、四川省カンゼ・チベット族自治州康定市沙徳鎮で、住民が草山の上に建てた臨時住居(ドローンで撮影)。
冬虫夏草の季節になると、多くの住民が作業しやすいように草山で生活する。
毎年5月中旬から6月中旬は、四川省カンゼ・チベット族自治州で冬虫夏草が成熟する季節である。冬虫夏草は貴重な漢方薬材で、「柔らかい黄金」と称され、標高の高い地域の草地や茂みで育つ。
毎年この時期になると、冬虫夏草の生産地の住民は標高4000メートル以上の草山で生活する。40日以上、風にさらされ露にぬれて野宿しながら働いて得る収入は、多くの家庭の年間収入の重要な一部となっている。
近年、カンゼ・チベット族自治州の主な冬虫夏草生産地の1つである康定市沙徳鎮では、冬虫夏草生産者の年間収入が平均2~6万元増加している。今年の冬虫夏草の時期、地元住民は沙徳鎮の草山で1日働き、1人で10~30本の冬虫夏草を掘っている。沙徳鎮では商品の状態と大きさで値段が決まり、1本あたり20~30元で業者に販売できる。 新華社記者 瀋伯韓撮影