ドラゴンボートレースは端午節の伝統風習で、今年は特に注目を浴びている。携程の統計によると、端午節連休の東莞旅行の検索回数は前年同期比で40％以上増加した。多くの旅行者が現地でドラゴンボートレースを観戦し、レースの熱気と「水上無形文化遺産」の文化の奥深さを感じたいと考えている。そのほか、広東省深圳市と珠海市、湖北省武漢市などでもドラゴンボートレースが行われ、旅行者から人気を集めている。

　途家サイトの統計によると、5月29日時点で、サイトのタグまたは「ドラゴンボート」「端午」「ちまき」などを含む関連ワードの検索回数は前期比で５割増加し、端午節期間の民宿予約件数も２倍に増加した。

　同程旅行の統計を見ても、2024年端午節連休、各種の中国歴史文化を深く体験する「新中国式」旅行が若者の間で人気を集めている。人気の「新中国式」旅行には歴史博物館見学、無形文化遺産体験、歴史文化スポット訪問、漢服試着体験などが含まれる。現時点で、端午節連休の各地の歴史博物館の2〜4時間ガイドツアーと学習ツアーの問い合わせ件数は前年同期比で２倍以上増加している。

　携程研究院は、中国伝統カルチャーや漢服、文化博物館や古鎮観光など、伝統文化が重視され、「新中国式」旅行がブームになっていると見ている。伝統の祝日である端午節には、豊富な文化的要素と濃厚な儀式感があり、観光客は感情体験と精神の癒しを得ることができる。

　風習体験旅行だけでなく、海外旅行も人気がある。携程の統計によると、サイトの海外ホテルの検索回数は2019年同期より50％増加した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年6月10日