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japanese.china.org.cn |29. 06. 2024 |
中国の北極黄河基地、建設20周年を迎える
タグ: 北極黄河基地
中国網日本語版 | 2024-06-29
科学観測隊員が6月23日、ノルウェー・ニーオーレスンの中国北極黄河基地の前で記念撮影を行った。
ノルウェー・スヴァールバル諸島に位置する小さな町のニーオーレスンは北緯79度で、世界最北の人類定住地だ。非常に高い緯度と豊富な地質生態により、極地科学者から「科学観測の聖地」と呼ばれる。中国の一対の石獅子が2004年7月、ニーオーレスンに設置された。これは中国初の北極科学観測拠点である黄河基地の正式な建設の象徴となった。
基地建設以降、黄河基地は氷河学、陸上生態学、海洋生態学、宇宙物理学、大気、地理情報などの各専門分野の科学観測と研究を支えている。黄河基地は中国の極地研究に重要なサポートを提供しており、また中国の科学者が北極を認識し保護し利用するため重要な力を発揮している。
新華社記者・趙丁喆撮影