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三江源国家公園、生態保護の実践に迫る

中国網日本語版  |  2024-07-01

三江源国家公園、生態保護の実践に迫る。

タグ:三江源国家公園

発信時間:2024-07-01 16:23:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

可可西里(ココシリ)は現在、チルーの移動と出産という最も美しい季節を迎えている。青海省三江源国家公園内のココシリ五道梁地区の青蔵道路3001及び3002キロのエリアは、チルー移動の重要ルートだ。

青海省三江源国家公園長江源園区ココシリ管理所五道梁保護ステーションの尕瑪英培副代表は、「最多で1日800頭以上のメスが青蔵道路を通過する。山を巡回する隊員たちは休まず道路の巡回保護を行う。群れが道路に近づきそうになると自動車を遮り、群れが通過してから通行を再開する」と述べた。

チルーは「高原の精霊」と呼ばれる、青蔵高原(チベット高原)固有の希少動物だ。1980年代の大規模な密猟により絶滅危惧に瀕したが、今やこのレッテルを剥がすに至った。チルー保護のエピソードは、三江源地区の生物多様性のさらなる豊富化や、生態の安定的な好転の縮図だ。

自然保護区の設立、国家生態保護総合試験区の設立、中国初の国家公園体制の試行。三江源生態保護及び建設の措置が持続的に向上し、中国のエコ文明体制の持続的な改善を示している。

三江源国家公園内では現在、1万7211人の牧民が生態管理保護人員になっている。草原の管理保護、生態観測、気候観測などに従事し、美しい故郷と無数の命を守っている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月1日

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