三星堆の発掘調査に進展があった。四川省文物考古研究院の23日の発表によると、玉石器の「生産ライン」が発見された。これは三星堆遺跡で初めて見つかった手工業作業場だ。新材料によって三星堆の玉石器などの原料の出処を証明し、三星堆古城の機能配置などの一連の問題に解答する。これは三星堆の考古学研究の重要な一歩だ。
考古学者は2022-24年にかけて三星堆遺跡で新たに玉石器生産・加工関連の遺跡を発見した。専門家はこれを玉石器の「生産ライン」と初歩的に判断した。年代は今から約3400-3500年前の商中期で、三星堆祭祀坑の埋蔵年代よりも古い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月23日