share

中国で研学ツアーが再ブーム、アジアが人気に

中国網日本語版  |  2024-08-01

中国で研学ツアーが再ブーム、アジアが人気に。

タグ:研学ツアー 文化 職業計画

発信時間:2024-08-01 14:48:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

旅行の規制緩和後、中国の学生たちは再び研学ツアーにお金を費やそうとしている。しかしビザ制度の変化や世界的な物価高の影響を受け、米国は以前ほど魅力的ではなくなった。業界関係者によると、現地の中国の学生はアジアや、英国および豪州などのその他の西側諸国を知ろうとしている。香港紙「南華早報」が伝えた。

調査によると、2023年の中国の研学ツアーの市場規模は1473億元。19年は1523億元で、今年は1791億元にのぼり、28年には3000億元を超える見込みだ。調査を受けた保護者の3分の2が、研学ツアーに参加させる意向を持っている。

中国の1・2級都市の多くの高校が、学生のために各種研学ツアーを計画している(費用が1万元弱の国内ツアーや4万元超の海外ツアーなど)。このような研学ツアーは子供に世界的な視野と文化的洞察を持たせ、親元を離れた一人暮らしを体験させる。

業界関係者は、「中国の多くの中所得及び高所得世帯が子供の海外研学ツアーを重視している。現在はアジアに注目する学生と保護者が増えており、アジアの教育と職業計画への注目を強めている。中国の学生は、中国企業の海外での事業展開に興味を持っている。アジアは中国企業の投資が集中する地域だ。研学ツアーは、学生が将来的にアジアの大学に入学するか、アジアの企業に向け就職活動をするための一助となる。子供に東南アジア市場に触れさせようとする中国の保護者が増えている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月1日

Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで