本部をカナダ・モントリオールに置く世界反ドーピング機関(WADA)は現地時間7日夜、同日の報道についてコメントした。報道によると、米国反ドーピング機関(USADA)は長年に渡りドーピングを行った選手の出場を認め、少なくとも1件の反ドーピング規則に違反する行為を公表していないか、処罰を行っていない。これは「世界アンチ・ドーピング規程」とUSADA自身の規則に直接違反した。
WADAは、USADAによるこのやり方はスポーツ競技の完全性の保護を主旨としたWADAの規則に明らかに反していると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月8日