国家医療保障局の26日の発表によると、今年4月現在で全国で正常に営業中の村衛生室は58万カ所で、その72%以上が医療保険支払対象になっている。うち10万カ所が医療保障単独定点対象で、32万カ所が「農村一体化」管理モデルを採用し、郷鎮衛生院で医療保険の払い戻しを実現している。
最末端の医療機関である村衛生室は、農村医療衛生サービス体系の基礎であり、医療保障サービスの実現の「ラストワンマイル」でもある。国家医療保障局の責任者は、「村衛生室を医療保障定点管理に収めることは、農村部住民の日増しに拡大する医療保障の需要を持続的に満たし、かかりやすい病気の診療及び医薬品購入のアクセシビリティを高める上で重要な意義がある」と述べた。
国家医療保障局の責任者は、「医療保障総合支援策の実施に取り組み、病気による貧困化もしくは最貧困化を防止・解消する長期的かつ効果的なメカニズムを健全化し、農村の低所得人口と脱貧困人口の保険加入活動を徹底する」と続けた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月27日