北京市、海外キャッシュカードでの地下鉄乗車を実現

9月13日、地下鉄・新首鋼園駅で海外キャッシュカードでの改札利用を体験するカナダ出身のジェームス・パトリックさん

切符を買い、改札口に通さずに、海外のキャッシュカードをかざすだけで地下鉄に乗れるようになった。北京市内の地下鉄27路線、490駅、市郊外鉄道S2線で海外のキャッシュカードを利用できる。9月13日、ハイレベルの対外開放を拡大するこの新措置は2024年中国国際サービス貿易取引会で発表された。中国本土に導入される。

この3カ月で、北京市は2万台（セット）以上の駅設備をアップデートし、14セットのシステムソフトウェアを整備し、新措置の準備を整えた。9月13日0時から、外国人は申請手続きなしで、海外で発行したマスターカードやVisaカードを使い北京都市軌道交通の全路線と全時間帯で全改札口から乗車することができる。乗車料金は自動決済される。

新華社記者 張晨霖撮影