地球観測に関する政府間会合(GEO)中国事務局のデータによると、中国は2016年よりGEOの枠組み内で世界36カ国の53回の重大自然災害に対して、災害後観測及びデータ支援サービスを実施した。中国の30基超の高品質リモートセンシング衛星を使用し、データの速やかな取得・共有・分析を実現し、災害状況の実地調査及び分析・評価に提供した。
情報によると、GEOは2005年設立の、世界の地球観測分野で最大の政府間協力機関だ。中国はGEOの創始国及びアジア・オセアニア地域を代表する共同議長国。
中国科学院院士で、中国工程院院士の李徳仁氏は、「中国の地球観測の発展はCEOという世界の舞台が不可欠で、GEOの発展も中国の力が必要だ」と指摘した。
情報によると、2024年GEO活動計画プロジェクトシンポジウム及びオープンデータ開放知識シンポジウムは、GEO事務局と中国科学技術交流センターが共催。中国、米国、欧州委員会などのGEO加盟国(地域)及び国際機関の計400人の代表者が出席。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月1日