8日付「中国日報」は、全球化智庫の上級研究員で米国籍作家のマリオ・カボロ氏の寄稿文を掲載した。要旨は下記の通り。
訪中外国人客がこの数カ月で大幅に増加している。これは中国政府の54カ国向けの144時間トランジットビザ免除が賢明な判断であったことを示すものだ。
この制度の実施による大きな見所は、外国人客が海外と中国のSNSで続々と、真実の中国を伝えていることだ。長城の遊覧や都市及び農村のグルメの旅など、旅行中のエピソードで真実の中国を示している。
これらの観光客は親切で客好きな中国人、中国の優秀な伝統文化、現代的なインフラを称賛する。これは世界各地の人々の共鳴を起こし、西側メディアの反中プロパガンダを自滅させている。
外国人客が他国の旅行についてシェアしても、下心があると批判されることは少ない。ところが彼らが中国での旅行をシェアするとレッテルを貼られることが多い。西側のこのダブルスタンダードは非難されるべきだ。批判し疑う者は自ら中国を訪れ、中国の治安レベルをその身で体験するべきだ。親切で客好きな中国人に感服することだろう。
同じく注目すべきことだが、中国のトランジットビザ免除は国際関係における快挙で、観光業の発展、人文交流の拡大、相互信頼の促進に資する。
中国の古刹や農村を訪問し、夢幻のようなショッピングセンターで世界レベルの購入体験を満喫するなど、外国人客は中国の国際社会への貢献への理解をいっそう深めることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月10日