機関食堂が民間に向け特色料理を提供し、単位大院が観光客に駐車場を無料で開放する。先ほどの国慶節連休中、江蘇省揚州市、浙江省衢州市、安徽省黄山市などの各地が観光客を歓迎し、多くのネットユーザーから称賛された。
各地があの手この手で集客
報道によると、国慶節連休中の昼食と夕食の時間帯に、浙江省衢州市政府食堂が民間に開放された。現地の特色ある料理を厳選し、価格も割安だった。
江蘇省揚州市は政府西大院食堂を開放し、昼食と夕食の時間帯に外からの観光客に現地の特色ある軽食を提供した。観光客は食堂の価格で現地の名店の品質を満喫した。主要市街区域の機関・企業・事業単位などの42カ所の内部駐車場の約2400台分の駐車位置が外からの観光客に開放された。
情報によると、揚州は6年連続で観光客に政府食堂を開放し、現地の特色ある軽食を提供している。関連サービスも改善が続き、今やセルフサービスのお茶、モバイルバッテリ、Wi-Fiなどを提供している。
徐州市は党政機関・企業・事業単位の内部駐車場と一部の公共駐車場の資源を統合し、約7200台分の駐車位置を時間をずらし無料で民間に開放している。
各地の政府の温もりある措置は人中心の理念を示している。さまざまな努力は人々に利益をもたらす素朴な思いを感じさせ、おおらかな観光ブランドの構築や、親しみやすいイメージの構築を促す。
休日の文化観光はすでに、都市管理の一枚の鏡になっている。地方によって都市の規模や発展の程度が異なり、受入能力にも差がある。観光客の歓迎は他所からコピーするのではなく、現地に適した形を積極的に模索することが重要だ。
また資源が地方に広がり、観光客が地方を旅するという流れを受け、多くの地方は準備不足の苦境に直面する恐れがある。サービスと受入の能力を持続的に高め、サービスプランを積極的に改善することは、長期的な取り組み内容となる。
観光客の批判と不満のすべてを重視するべきだ。地方の取り組みと改善は、それがどれほど小さくても注目に値する。
より多くの地方が市民及び観光客との歩み寄りにおいて、より多くの人々を便利にする措置や、より良い管理とサービスを模索することで現地の資源の利用効率を高め、外からの観光客が大満足で帰れるようにすることに期待する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月11日