中国鉄路上海局集団有限公司の発表によると、甬舟鉄道金塘海底トンネル舟山側の海面から42メートルの深さで、シールドマシン「定海号」が防潮堤の横断に成功し、陸上区間から海域区間の掘削工事に入った。世界最長の海底高速鉄道トンネルが海洋横断を開始した。
甬舟鉄道の総延長は76.4キロ。プロジェクトが完成し営業を開始後、舟山諸島に鉄道が通らないという歴史が終わる。金塘海底トンネルは同鉄道の制御性プロジェクトで、東中国海海域の寧波―舟山間の金塘水道の下方に位置する。全長は16.18キロで、世界最長の海底高速鉄道トンネルだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月24日