配達物を載せたドローン荷物室がコミュニティまで直接「飛び」、配達員が宅配する。深圳市初の低空経済公共インフラとなるマイクロサービスステーションがこのほど、深圳市福田区の漁農コミュニティ金地名津広場で運営を開始した。
同サービスステーションは住宅区の入り口に設置され、敷地面積は約15平方メートル、高さは約3.2メートル。内部に荷物棚、冷凍冷蔵庫、電動昇降機、上部にドローンポートがあり、従業員はドローンが届けた荷物を昇降機で上げ下ろしする。
サービスステーションは低空物流の「最後の1キロ」の様々な機能を集め、ドローン配達と人工サービスを組み合わせている。ドローンが商品と配達物を営業所からサービスステーションに輸送し、サービスステーションが「配達ステーション」として受け取りと保管を行い、従業員が荷物を宅配する。そのほか、発送した荷物をドローンで営業所まで送り返すこともできる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月16日