国際医療機器見本市「MEDICA」(開催期間は4日)がこのほど、独デュッセルドルフで閉幕した。業界のイノベーションの風見鶏で、世界で最も影響力ある総合医療機器見本市の一つであるMEDICAは今回、70以上の国及び地域の5800社以上の医療メーカーを集めた。うち中国の出展企業は1250社で、医療機器分野のイノベーションの成果を集中的に展示した。中国スマート製造は世界の医療機器業界のイノベーション発展の重要な力になっている。
中国の出展企業数は最多で、展示した製品及びサービスはすべてのニッチ分野を網羅。生体吸収性心臓ステントや腫瘍ターゲット部位に直接届くアブレーションニードルなど、中国企業が展示した多くの新製品・新技術がバイヤーや来場者から注目を浴びた。
本社を中国の蘇州に置く飛依诺科技公司は最新のURM超解像顕微鏡イメージングシステムをもたらした。国家級特专精特新「小巨人」企業である海傑亜医療は独自に研究開発した第3世代「康博刀」をもたらした。「刀」と呼ばれるが、直径わずか2ミリのアブレーションニードルで、イメージングの補助を受けながら経皮穿刺で腫瘍のターゲット部位に達する。来場者は見本市の現場で、さまざまなイノベーション成果と新たに研究開発した医療機器を近距離で知ることができた。メッセ・デュッセルドルフの上級マネージャーのマーティン・コッホ氏は、「中国企業は世界の医療機器サプライチェーンを豊富にし、世界の医療テクノロジー分野で日増しに影響力を高めている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月21日