各地の口岸(通関地)と景勝地は元日、今年初のインバウンド客を迎えた。より多くのインバウンド客の遊覧に便宜を図るため、景勝地はインバウンド観光サービス環境を事前に整備した。
新年早々、山東煙台口岸は今年初のノービザ入境の韓国人客を迎えた。300人余りの韓国人客が1日、クルーズ船の「新香雪蘭号」に乗り煙台に到着し旅を開始した。
初日の出を迎えるため、タイの26人のツアー客は最初の訪問先に「江南の水の都」と呼ばれる烏鎮を選んだ。彼らも今年初めて烏鎮を訪れたインバウンドツアー客となった。景勝地はインバウンド客に便宜を図るため、すべての看板に中国語と英語の説明を加えた。専門の英語ガイドを置き、さらにタイ語や日本語などの専門サービスガイドを置いた。
上海税関の統計によると、2024年の上海口岸の出入境客数は前年比95.3%増の3647万3000人にのぼった。うち航空旅客は同88.4%増の3509万9000人、クルーズ船旅客は同28.6倍増の137万4000人。上海は中国最大の航空・クルーズ船出入境口岸を維持した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月3日