生態環境部と国家統計局が中心となり作る「国家温室効果ガス排出要因データバンク」(以下「データバンク」)1.0バージョンが、正式にリリースされた。中国の炭素排出統計・計算体制の重要な構成部分であるデータバンクは、社会各界に温室効果ガス排出要因基礎データサポートを提供し、炭素排出の統計及び計算の精度を高め、「ダブル炭素」(CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル)の目標達成を支える。生態環境部が12日、発表した。
情報によると、今回発表された要因は主に業界企業排出要因で、企業などのレベルの温室効果ガス排出量の計算に用いられる。全国炭素排出権取引市場の業界企業計算技術規範の排出源及び分類と結びつく。
責任者によると、データバンクのデータが中国の現行の主流技術をより良く反映し、中国の最新の温室効果ガス排出状況と一致させるため、将来的にデータバンクの内容を年度ごとに更新する予定だ。温室効果ガス排出要因は多くの業界及び分野と関わる。データバンクのデータの代表性を高めるため、生態環境部は業界協会、大学、科学研究機関、企業、個人などの社会の関係者がデータバンクの更新作業に参加することを奨励するという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月13日