2025年の春運(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)は1月14日から2月22日までの40日間。交通運輸部などの部門の予想によると、今年の春運の全社会の地域を跨ぐ人員流動は延べ90億人にのぼる見込みだ。鉄道の旅客数は延べ5億1000万人を、民間航空の旅客数は延べ9000万人を超え、いずれも過去最多となる。
例年と比べ、今年の春運の移動規模はさらに拡大する。また今年は旧暦の大晦日が初めて法定祝日となる。8日間の春節長期連休の前後は人の流れが集中する。
国務院新聞弁公室の先ほどの会見では、「今年の自動車運転による移動は延べ72億人にのぼり、全体の約8割を占める見通し。高速道路の自動車通行量の1日当たりピーク値が記録を更新する可能性がある」と説明された。
交通運輸部運輸サービス司の責任者である高博氏によると、24年11月末時点で中国の高速道路SA(駐車場を含む)で設置された充電ポールは23年末比1万2100本増の3万3100本、充電駐車スペースは同1万6000カ所増の4万9300カ所で、高速道路SAにおける充電設備の設置率は23年末の85%から97%に上昇した。少数の高標高SAを除き、ほぼフルカバーされた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月14日