アメリカ航空宇宙局(NASA)はこのほど、2024年は観測史上最も暑い年で、地球温暖化が続いているとの報告書を発表した。
報告書によると、NASAの科学者は24年の地球表面の平均気温が産業化前の水準(1850−1900年の平均値)を約1.47度上回ったと試算した。1880年に記録が始まってから最も高い数値となった。
NASAによると、世界の気温データの分析で使用する方法とモデルは機関によって異なるが、持続的な温暖化という同じ流れを示している。温暖化により、豪雨、熱波、より頻繁な洪水などの異常気象が生じている。温室効果ガスの排出が持続的に増加すれば、異常気象がさらに増え、より深刻な結果をもたらす見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月16日