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今年の春運、3つの変化に注目

中国網日本語版  |  2025-02-07

今年の春運、3つの変化に注目。

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発信時間:2025-02-07 15:02:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

・鉄道乗車券が「ペーパーレス時代」に

到着・出発旅客が1日平均50万人以上の広州南駅は混雑するが、乗車料金領収書を印刷するため行列が生じることはなくなった。以前ならば専用の装置でこれを印刷する必要があり、人が多い時は少なくとも10分は待つ必要があった。

中国の乗車券は数十年に渡り、紙の切符、磁気カード、顔認証、電子領収書の変遷を経た。2024年11月1日にデジタル化電子領収書が全面的に普及すると、中国の鉄道乗車券のペーパーレス化が実現した。

広鉄集団客運部の広報担当者の彭翔氏は、「今や列車の乗車は、オンライン乗車券購入、顔認証による出入り、オンライン領収書印刷が可能だ。身分証を持てばスムーズに通行でき、旅客の移動がより便利でスムーズになった」と述べた。

・バイクの大軍が「退場」

広東省仏山市のプラスチック工場で働く黄小艶さんはかつて、バイクの大軍の一員だった。以前の春節では、夫のバイクに乗り朝早くから仏山を出発し、30時間以上かけ1100キロを移動し、広西壮(チワン)族自治区崇左市大新県下雷鎮の実家に帰省することがほとんどだった。

壮大なバイクの大軍が珠江デルタから出発し、国道を使い広西族自治区、貴州省、雲南省などに帰省する。これは十数年前の中国の春運における独特な光景だった。

黄さんは、「近年は車で帰省している。我が家のバイクはすでに引退した。春運は3年連続で、親戚のマイカーに乗り一緒に帰省している。親戚も仏山で働いており、3年前にマイカーを購入した」と話す。

広東省交通運輸部門の統計によると、バイクの大軍は2013年の春運で約110万台というピークに達し、その後は年々減少していった。高速鉄道は多くの出稼ぎ労働者の帰省で最も選ばれている。

・C919が「発進」

3大航空会社(中国国際航空、南方航空、東方航空)は今年の春運に、計16機のC919でサービスを提供した。うち中国国際航空と南方航空のC919は初めて春運に参加。春運初日だけでも、南方航空のC919の乗客が1200人を超えた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月7日

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