第9回アジア冬季競技大会の開会式が7日夜、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市で盛大に開かれた。同大会は氷雪を筆墨とし、中国のウィンタースポーツの急速な発展を感動的に描くだけでなく、大会を紐帯としアジア各国のスポーツ・文化・外交などの各分野の友好及び協力の緻密な網を編む。
アジアでは「後発者」であるウィンタースポーツは近年、日増しに参加者が増え、無視できない潜在力を示している。雪が少ない、さらには雪が降らない一部の国も意欲と積極性を見せている。中国からアジア全体にかけてのウィンタースポーツの活況は、経済発展の熱とアジアの人々の美しい生活への憧れを反映している。
アジアオリンピック評議会のラジャ・ランディール・シン会長が、「アジア冬季競技大会は選手の舞台であるだけではなく、アジアの人々が交流する場でもある」と述べた通りだ。各国の指導者が開会式に出席するため訪中し、アジア冬季競技大会への貴重な支持と、中国の善隣友好の外交政策への高い評価をもたらした。さらにアジア冬季競技大会という大きな舞台を借り、地域の安定及び一体化に大きな原動力を注いだ。
中国のトランジットビザ最適化や、一方的なビザ免除範囲のさらなる拡大といった政策のボーナスが持続的に引き出される中、海外では「China Travel(中国旅行)」の注目度が上がっている。アジア冬季競技大会は氷雪を仲介とし、文明相互参照の架け橋を築き、中国と海外の人々が交流を深め、友好を促進する歩み寄りを見守ることだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月8日
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