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japanese.china.org.cn |24. 02. 2025 | ![]() |
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山奥の小学生、「雲の中のスクールバス」で登校
雲南省宣威市普立郷の官寨完小学校は2月23日、新学期を迎え、尼珠河村に住む児童らが10日間の着替えを持ち、鞄を背負って集団登校した。他の児童と異なり、彼らは「雲の中のスクールバス」に乗って登校する。
尼珠河村は峡谷に隠れた小さな村で、近くに尼珠河が南から北に向かって流れ、山間に曲がりくねった峡谷があり、雲南省宣威市と貴州省六盤水市の境に位置する。
以前、谷底から山頂までの最短ルートは谷間にある崖道で、溝と谷が多く険しく、往復6時間近くかかっていた。村に住む児童は通学するため、保護者とともに少なくとも10日に一往復していた。
2022年、山奥と谷間の険しい通学路は転機を迎えた。地元に尼珠河生態文化観光景勝地がオープンし、高さ268メートルのエレベーターと落差約200メートルのロープウェイが次々とでき、尼珠河村と付近の村民に無料開放され、児童は山頂まで直通の「雲の中のスクールバス」を利用できるようになった。また、南方電網雲南曲靖供电局は双電源電力供給を開始し、「雲の中のスクールバス」を年中運行している。
地元の児童は景勝地の観光カーに6~7分乗った後、観光エレベーターで268メートルまで上がり、さらにケーブルカーに乗り換え約200メートルまで上がり、徒歩で学校に向かい、30分ほどで着く。
新華社記者 江文耀撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月24日
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