原子力安全は国家安全の重要な構成部分であり、原子力事業発展の生命線だ。生態環境部は23日の4月定例会見で、関連する話題について回答した。
生態環境部原発安全監督管理官司の侯英東司長は会見で、「中国大陸部で運転許可証を取得している原子炉は58基、プロジェクト建設審査・批准を完了した原子炉は原子炉は31基で、建設許可を持っている原子炉は13基。原子炉の総数は102基、発電設備容量は1億1300万kWで、規模で世界一になっている。中国大陸部の原子炉は長年に渡り良好な安全業績を保っている」と説明した。
生態環境部原子力施設安全監督管理官の李治国司長は、放射線環境観測について、「中国の放射線環境観測ネットワークはすでに世界最大規模だ。国家級放射線環境品質観測ネットワークは1835地点のモニタリングポイントを設置し、全国のすべての地級以上都市、重要国境口岸(通関地)、原子力施設周辺、その他の重要国境地帯をカバーしている。生態環境部は原発などの重要原子力施設で監督性観測システムを作り、原子力施設周辺の16方向に100以上のモニタリングポイントを設置している」と述べた。
環境への影響について、長年の観測結果によると、中国の原子力施設周辺の放射線環境水準は良好を維持している。80年代の天然環境放射線ベースライン調査と比べ、中国の原子力施設周辺の放射線環境に大きな変化は生じていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月24日
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