国際ワールドゲームズ協会（IWGA）のホセ・ペルレナ会長は11日、記者の取材に対し、「成都ワールドゲームズの開催は、将来のワールドゲームズ開催に向けた新たな基準を樹立した」と、今回の2025年第12回ワールドゲームズ（成都ワールドゲームズ）を高く評価した。

成都ワールドゲームズのため何度も成都を訪れたペルレナ会長は、その度に成都がサプライズをもたらしたという。

「競技施設の水準も大会の規模も、成都の開催準備は完璧で、ワールドゲームズに対する私のすべての期待を満たしてくれた」とペルレナ会長は語り、次のように述べた。

「成都ワールドゲームズの開会式は、どの大規模スポーツ大会にも劣らない素晴らしさだった。選手村の水準は非常に高く、競技会場の多くは世界クラスだ。これらすべてが成都ワールドゲームズの成功裏の開催にしっかりとした基盤を築いた」

ペルレナ氏はさらに、「成都ワールドゲームズでは多くの新種目が導入された。これらの種目は将来的にオリンピック・ファミリーに加わる可能性があり、正式競技種目となるか、あるいは公開競技種目となるだろう。成都大会の6種目はすでに2028年ロサンゼルスオリンピックに採用されている。これはワールドゲームズの誇りであり、成都の誇りでもある」 と述べた。

ペルレナ氏は、「スポーツの都市融合的発展へのエンパワーメントにおけるワールドゲームズ開催の力の発揮は、将来の大会をどう開催するかという議論よりもはるかに現実的な意味を持つ。同様に、ワールドゲームズ開催は新興スポーツが中国で発展し、スポーツの多様性を広げ、人々のスポーツ種目をより豊富にすることにおいても積極的な役割を果たす。これは我々が大いに望むところだ」と強調した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年8月12日