国慶節と中秋節が近づき、中国各地に祝日ムードが広がっている。多くの観光地やホテルに予約が殺到し、人々が多彩な活動で祝日を迎えようとしている。
全国各地に紅旗が翻り、花が咲き乱れている。
黒竜江省ハルビン市では、中央大街や松花江畔などの主要道路と公園で鮮やかな五星紅旗がはためき、美しい景観となっている。重慶市では、主要道路や立体交差橋に「中国紅(チャイナレッド)」が整然と飾られ、街を新たな雰囲気で彩っている。遼寧省瀋陽市の広場には、花で作られた巨大な国旗が登場し、国慶節の喜びを演出している。新疆維吾爾(ウイグル)自治区昌吉市では70万本以上の菊が咲き、七色の虹の花畑などのテーマ景観が観光客を迎えている。北京温楡河公園は9月29日から開園し、国慶節と中秋節の連休中にライフスタイル、親子文化体験、サイクリングなどのイベントを相前後して開催する。
祝日消費が活況を呈し、観光地やホテルに予約が殺到。
湖北省武漢市では、老舗店が若者向けのクリエイティブ月餅や緑豆ケーキを販売し、商品が出荷される度に即完売している。四川省三星堆博物館では、1~6日の日中の入場券がすでに売り切れ、解説員とボランティアの増員や閉館時間延長サービスで観光客の満足度の向上に力を入れている。内蒙古自治区の阿爾山(アルシャン)市では、生態と文化をテーマにしたドライブツアーなどを実施。周辺のホテルや民宿の予約率は9割を超えている。
香港・澳門地区で高まる祝日ムード
国慶節と中秋節が近づく香港の街々では、五星紅旗と特別行政区旗が風にたなびく。連休中に新中国成立76周年を祝う多彩なイベントが開催される。澳門でも街中に祝日ムードが広がり、主要道路や出入境管理所などが装いを新たにした。澳門各界は祖国発展への願いを表す一連の祝賀イベントを催す予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年9月30日
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