中国東方航空(中国東航)MU745便が4日午前2時19分、282人の乗客を乗せて上海浦東国際空港を離陸し、オークランド経由でアルゼンチンのブエノスアイレスに到着した。東西両半球と南北両半球を横断する同路線の航続距離は約2万キロで、世界最長の片道航空路線の記録を更新するとともに、中国〜南米間の飛行時間を4時間以上短縮する。
この片道約2万キロの世界最長の商用航空路線は、中国、オセアニア、南米の3地域を結ぶ「空の橋」を架けた。
この新しい航空路線は飛行距離で世界記録を樹立したほか、上海〜南米主要都市間の直行路線の空白を埋め、太平洋を横断する「南向きチャネル」の飛行経路を構築。3大陸間の新たな航空移動方法となった。その便でブエノスアイレスに向かう旅客は乗り継ぎが不要で、「ワンフライト」運航方式により経由地での滞在時間が短く、時間と費用を大幅に節約できる。就航初日のフライトの搭乗率はほぼ100%。
中国民用航空局のデータによると、2025年〜2026年の冬・春スケジュールにおいて、中国と「一帯一路」共同建設国間の旅客便数の割合は73.5%。ラテンアメリカおよびアフリカ地域との旅客便数は昨年の冬・春スケジュール比でそれぞれ32.1%・26.1%増加。双方の貿易、観光、ビジネス往来を力強く促進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年12月5日
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