宇宙飛行士28人が参加した中国初の宇宙飛行士洞窟訓練がこのほど、重慶市武隆区で無事終了した。新華社が伝えた。
1カ月近くにわたる洞窟訓練は、中国宇宙飛行士科学研究訓練センターが主導して実施し、環境監視、洞窟測量、地上・宇宙間の模擬通信、チームの心理行動訓練など十数科目が設定された。
訓練に参加した宇宙飛行士は4グループに分かれ、平均気温8℃、湿度99%に達する天然洞窟に6日間5泊ずつ交代で滞在した。この間、各グループの宇宙飛行士は洞窟探査、科学研究、物資管理、生活維持などの既定ミッションを遂行するだけでなく、極狭通路の通過、断崖の懸垂下降、長期間にわたる湿気と寒さの刺激、極限体力テストを経験し、暗所恐怖症や感覚剥奪など数多くの課題を克服する必要があった。
洞窟環境は宇宙の極限条件と類似点があり、隔離・閉鎖空間・高リスクなどの特徴を備える。2016年に欧州洞窟訓練に参加した経験を持つ宇宙飛行士・葉光富氏は、今回の洞窟訓練の指揮官の一人だ。葉氏は、「今回の訓練は中国の宇宙飛行士訓練体制の内容を革新的に充実させるとともに、宇宙飛行士が極限環境に直面した際の総合能力を実践的に鍛え上げ、今後の宇宙ステーションでの長期滞在や有人月面着陸などのミッション遂行に強力な支えを提供している」と述べた。(編集ES)
「人民網日本語版」2026年1月6日
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