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胡主席 再建目標3年を2年以内に達成できるよう努力
発信時間: 2009-05-13 | チャイナネット

四川大地震発生からちょうど1年目の12日午後、震源地の四川省汶川県映秀鎮で記念行事が行われ、胡錦涛国家主席も参加して談話を行った。

胡錦涛主席は、「最初に定めた3年の目標任務を、基本的に2年以内に成し遂げるために尽力する」と強調し、以下のように語った。

「中国は今、国際金融危機に直面し、経済の穏やかで速やかな発展を維持する重要な時期であり、前へ進む道では鄧小平理論と『三つの代表』を指導的な重要思想とし、科学的発展観を深く掘り下げて徹底的に実施する。そして偉大な災害救援の精神を発揚して、全面的に社会主義経済建設や政治建設、文化建設、社会建設、生態文明建設、党の建設を推進し、災害救援での戦いで全面的な勝利を勝ち取るために力を尽くして、第17回党大会で描いた青写真の実現のために団結して奮闘する」

「私たちは引き続き、経済社会が健全で速い発展をしっかりと促進しなければならない。改革開放以降、我が国の日増しに強まる総合的な国力は、四川汶川大地震の災害に打ち勝つ堅固な物質的基礎であり、様々な困難と挑戦に直面する堅固な物質的基礎である。私たちは『発展が最優先課題』」という戦略思想を堅持し、経済の穏やかで速やかな発展を維持することを経済作業の主要任務として、内需拡大や経済の穏やかで速やかな発展を促進する一連の政策をしっかり実施し、全力で成長、民生、安定を守る活動をしっかりと行って、経済社会発展の新しい勝利を勝ち取るために努力する」 

「私たちは着実に被災地の再建活動を推し進めなければならない。被災地の再建活動をしっかり実施することは、被害者の根本的利益や被害地の将来の発展に関係する。今、被災地の再建活動は依然として多くて重い。そのため私たちは全面的に中央の被災地再建に関する方針や政策、作業の手配を実行する必要があり、力を入れ、スピードを加速し、困難を克服し、最初に定めた3年の目標任務を基本的に2年以内に成し遂げるよう努める。また国民本位を堅持し、民生問題の解決を重点に、住民の基本生活の条件や公共サービス施設を優先的に回復させ、一日も早く被災者がずっと住み続けることができる住宅を確保する」

「全面的に教育や医療衛生、文化・体育などの公共サービスのレベルを回復、向上させ、インフラ支援を強化して、積極的に特色ある産業の発展を促進し、人々の落ちついた生活や都市と農村の共同繁栄、人と自然が調和したすばらしい新故郷の建設に努力する」

「チャイナネット」 2009年5月13日

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